====================== UNLHA32.DLL Ver 0.97 ====================== Micco (Jan.17,1998) ======================================================================== ■UNLHA32.DLL 対応プログラムで使用するための UNLHA32.DLL のインストール について  UNLHA32.DLL をウィンドウズシステムディレクトリ(Win95 の場合,通常 \WINDOWS\SYSTEM)にコピーしてください。 他のファイルは特に必要はありま せん。 ■配布ファイルを解凍したのに UNLHA32.DLL だけ表示されない  Explorer ではユーザーが指定しない限り ".DLL" の拡張子をもつファイル は表示されません。 他のファイラーを使用するか,Explorer の「表示―オプ ション」メニューですべてのファイルが表示されるように設定してください。 ■「厳格なファイル名サーチ」設定について  この設定については,通常チェックをはずすようにしてください。この設定 が有効になっていると,大抵のアプリでパス情報付きの格納ファイルが表示さ れなくなります。 ■タイムスタンプのずれについて  UNLHA32.DLL が通常作成する書庫では,タイムスタンプはすべて協定世界時 (UTC)で扱われます。通常 DOS や Win3.1 のプログラムは環境変数の設定に 基づいて UTC→地方時間(例えば日本標準時間)への変換が行われます。その ため環境変数が設定されていない環境ではタイムスタンプがずれてしまいます。  日本国内においては,次の環境変数を設定してください。なお,これは Win 95 等の DOS 窓でも必要となります。通常は autoexec.bat で設定を行います。 set TZ=JST-9  上記の設定を行った場合でも,Win95 ではシステムの内部情報が異常となり 正常なタイムスタンプでの解凍が行われないことがあります。このような場合 には,タイムゾーンの設定をやり直すことで大抵の場合は正常な動作となりま す。 ======================================================================== 0.はじめに  「UNLHA32.DLL」をダウンロードしていただき有り難うございます。  UNLHA32.DLL は,LHA.EXE を Windows 3.1 用に移植した UNLHA.DLL を,さら に Windows NT 等32ビット環境で使用可能なように再移植を行ったものです。 名前に反して Ver 0.19 からは圧縮にも対応しています。Win 版自己解凍書庫に ついては UNLHA.DLL 同様 mHさんの「ファイルマネージャ拡張メニュー」で作 成されるものと同等のものが作成可能となっています(Windows 及び NT 版)。  UNLHA32.DLL は開発中のバージョンであり,API 等については今後変更される ことが考えられます。現在のものが最終決定版ではないということを十分ご理解 の上ご使用ください。また,LHA for NT の仕様に伴い, UNLHA32.DLL において も書庫及びヘッダ形式,コマンドやスイッチ等の仕様が今後変更されることも考 えられます。 1.ファイルについて  ULHA397E.EXE を解凍すると以下のファイルがあります。 UNLHA32.DLL : 32ビット版DLL本体です。 UNLHA32.H : UNLHA32.DLL を使用するためのヘッダファイルです。 UNLHA32.LIB : UNLHA32.DLL を使用するためのインポートライブラ リです。 ただし,BC++ 用なので VC++ では使用で きません。 UNLHAVC.LIB : VC++ 用のインポートライブラリです。 UNLHA32.TXT : このドキュメントです。 API.TXT : UNLHA32.DLL の API 説明ファイルです。 COMMAND.TXT : UNLHA32.DLL へ渡すコマンドオプションについての 説明ファイルです。 WINMES.TXT : UNLHA32.DLL が送出するメッセージと関連 API の 説明ファイルです。 INFCOM.TXT : Win32SFXM で使用される設定ファイル用のコマンド 説明ファイルです。 HISTORY.TXT : UNLHA32.DLL の履歴。  バンドルや書籍等への収録の場合, UNLHA32.DLL と UNLHA32.TXT のみである ことが多々ありますが,他のドキュメントにも重要な情報が記述されていますの で,なるべくオリジナルの配布ファイルを手に入れて,一読されることをお薦め します。  UNLHA32.DLL に対応したアプリを動作させる場合には UNLHA32.DLL のみが必 要となります。 UNLHA32.DLL をウィンドウズ・システムディレクトリ「Win95 の場合,通常は \WINDOWS\SYSTEM」にコピーしてください。 UNLHA32.DLL に対応したアプリを作成する場合には,UNLHA32.H が必要になりま す。 2.動作環境  UNLHA32.DLL は以下の環境での動作を確認しています。 Warp を含む OS/2 で の Windows セッションでは動作しません。 ・Microsoft NT 4.0J Build 1381 (SP1/SP3) ・Microsoft NT 3.51J Build 1057 (SP3/SP5) ・Microsoft Windows 95J Build 1111 (OSR 2.0) ・Microsoft Windows 95J Build 950a (SP1-kernel 952) ・Microsoft Windows 3.1J + Win32s 1.30J Build 166 3.転載及び著作権について  UNLHA32.DLL はフリーソフトウェアです。商用目的ではない,使用,転載,及 び配付に関しては特に制限は付けません。ただし,転載・配付する場合に,メディ ア代等以上の手数料を徴収したり,使用に制限を付けることはこれを禁じます。 また,転載・配付時に書庫ファイル及び格納ファイルを改変することも,これを 禁じます。  転載時には,事後でも構いませんので私まで連絡をお願いします。  書籍等への収録やソフトへのバンドルなど,商用利用には条件がありますので, 必ず事前に連絡をお願いします。商用利用のソフトでの使用を前提とした転載も これに含みます。これらの掲載・収録・バンドル等の場合は,ライブラリがUP されていたネットのライブラリ管理者に連絡をお願いします。  なお,すべてのファイルが付属していないことが多い関係上,たとえ全てのファ イルが揃っていたとしても,オリジナルの書庫形態以外でバンドルされていたも のからの再配布は一切禁止します。  UNLHA32.DLL の圧縮・解凍ルーチン等については,基本的に LHx.EXE Ver 2.02a のソースを流用し,AR.EXE 950528 を参考に改変を行っています。従って,この 部分についての著作権は吉崎栄泰氏が保有しています。Win版 及び NT版 自己解 凍ルーチンについては Mt.Wide(広山雅明)氏が著作権を保有しています。その他 の部分についての著作権はMiccoが保有しています。  これらのプログラムの使用によって生じた損害等については,作者及び原著作 者は何も保証する義務を負わないこととさせていただきます。 4.サポートについて 1.会議室 Nifty-Serve FWINDC MES( 3) 【仲間】共同開発仲間募集・ネタ#2 FWINNT MES(11) でも可です。 バグ報告,意見要望等はなるべくこれらの会議室で お願いします。一応 FWINDC が,API の仕様等のネ タ。FWINNT がバグ報告と凄味分けされてます。 2.メール GCH03345@niftyserve.or.jp 転載,収録・使用許諾等はこちらにお願いします。  なお,UNLHA32.DLL は吉崎氏に連絡した上で,私が独自に開発したものであり, 基本的に吉崎氏は関与していないので,吉崎氏へのメールは御遠慮くださるよう お願いします。 5.謝辞  素晴らしいアーカイバ LHA を作成された吉崎栄泰氏,Win版 及び NT版 自己 解凍ルーチンの使用を許可してくださり,また,ルーチンを供与してくださった Mt.Wide さん,そして作成を影で支えてくださった FWINDOWS の皆さんに感謝し ます。 6.最後に UNLHA32.DLL が何かのお役に立てれば幸いです。 Micco (GCH03345)